/ 後楽園ホール
1
シングルマッチ 20分1本勝負
xxx
vs
11分42秒
コークスクリュー450スプラッシュ → 体固め
2
タッグマッチ 30分1本勝負
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vs
15分08秒
グローリーロード・クラッチ
3
3wayマッチ 30分1本勝負
xxx
vs
13分25秒
エニグマ・フィナル → 片エビ固め
4
6人タッグマッチ 30分1本勝負
xxx
vs
18分37秒
パッケージパイルドライバー → 体固め
5
シングルマッチ 30分1本勝負
xxx
vs
22分14秒
スモールパッケージホールド
6
シングルマッチ 60分1本勝負
AIW世界ライトヘビー級選手権
初代チャンピオン
チャレンジャー
vs
26分53秒
フューチャーショック → 片エビ固め
※ 島田未来が3度目の防衛に成功
7
タッグマッチ 45分1本勝負
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vs
20分48秒
鬼神降臨ドロップ → 片エビ固め
8
タッグマッチ 60分1本勝負
xxx
vs
29分16秒
ヴァーティカルスパイク → 片エビ固め
第1試合は軽量級同士の空中戦。エル・ハガールのルチャリブレ技が会場を沸かせるが、タイラー・スウィフトの豪快なラフファイトと表情豊かなパフォーマンスが試合を支配。終盤、得意のコークスクリュー450スプラッシュで鮮やかに勝利を飾った。
第2試合はライトヘビー級同士の技術戦。元UFC戦士ブラッド・スティールの強靭な肉体とレスリング技術が光り、木村栄光の負けん気溢れるファイトスタイルとの相性が抜群。デリック・ワシントンのパワーとケビン・アダムスの関節技に苦しめられるも、木村が得意のグローリーロード・クラッチでケビンからギブアップを奪取。地下格闘技出身者の意地を見せつけた。
第3試合は3つのスタイルが交錯する混戦。夏木の華麗な空中殺法、山田のルチャリブレ技が会場を盛り上げるが、デモニオ・ロホの凶暴なパワーファイトが圧倒。終盤、山田と夏木が連携して攻め立てる場面もあったが、デモニオが山田を捕獲し雪崩式エニグマ・フィナルで3カウント。唯一のメキシカンヘビー級選手としての格を見せつけた。
第4試合はDevil's Pitの暴力ショー。序盤からHAKAIとタマの超重量コンビが容赦ない攻撃を展開。中村が両者から挟み撃ちのサンドイッチラリアットを浴びて完全にノックアウトされ、リングから担ぎ出される事態に。数的不利となったTATSUYAと安達は必死に抵抗するも、Devil's Pitの圧倒的な暴力に屈する。安達が場外に引きずり出され、孤立したTATSUYAをHAKAIが捕獲。パッケージパイルドライバーで無慈悲に沈め、Devil's Pitが完勝。試合後もDevil's Pitは倒れた3人に攻撃を続け、会場は怒号に包まれた。
第5試合は前回大会のリベンジを懸けた貴島の一戦。顔に不気味な白と黒のペイントを施して現れたHIDEKIが、独特なリズムで試合を支配。痛みを感じさせない表情で貴島の打撃を受け止め、予測不可能な動きで翻弄する。中盤、貴島の怒涛の打撃ラッシュがHIDEKIを追い詰め、終盤には得意の勇侠刃が炸裂。レフェリーが3カウントを叩こうとした瞬間、セコンドのYAMIYOがレフェリーを場外へ引きずり下ろす。その隙にHIDEKIが反撃し、スモールパッケージホールドで丸め込むとレフェリーが慌てて戻り、3カウント。HIDEKIの勝利が告げられた。またしてもDevil's Pitの卑劣な妨害により敗れた貴島は、リング上で悔しさに拳を叩きつけた。
第6試合はAIW世界ライトヘビー級選手権の3度目の防衛戦。挑戦者・岡田陽登の軽快な空中殺法が炸裂し、王者・島田を苦しめる。岡田のシューティングスタープレスで王座交代かと思われた場面もあったが、島田が土壇場で返す。王者の底力を見せた島田が、終盤岡田を捕らえてフューチャーショックで3カウント。見事3度目の防衛に成功し、若きライトヘビー級王者としての実力を改めて証明した。試合後、島田と岡田は健闘を称え合い握手を交わし、会場は大きな拍手に包まれた。
セミファイナルはDevil's Pitとの全面対決。前回大会で勝利したカブロン内藤&NOBUSHIだったが、今回は大谷&藤原のタッグ屋としての底力が炸裂。序盤から連携攻撃で内藤を場外へ引きずり出し、リング内でNOBUSHIを孤立させる。必死に抵抗するNOBUSHIだったが、藤原の鬼神降臨ドロップが炸裂し3カウント。試合後、マイクを握った大谷は「カブロン内藤、NOBUSHI。お前ら参戦2大会目にして早くも敗北か。ここはお前らの居場所じゃねえんだよ。とっとと帰りな」と徹底的にこき下ろし、藤原も「俺たちDevil's Pitこそが後楽園の主役だ」と挑発。内藤とNOBUSHIは無念の表情でリングを後にした。
メインイベントは注目の一戦。前回大会で互いを認め合い握手を交わしたカツヒコMk-Ⅱと井口健太が初タッグを結成し、初代AIW世界ヘビー級王者・武田ラオウに挑む。序盤から井口のパワフルな投げ技とカツヒコの強烈な蹴撃が武田と加藤を苦しめる。中盤、井口の奮闘で加藤が場外に孤立し、リング内では武田とカツヒコの一騎打ちに。王者の貫禄を見せる武田の豪快なパワーファイトに対し、カツヒコが蹴撃王としての真価を発揮。激しい打撃戦の末、カツヒコが武田を捕獲し完璧なヴァーティカルスパイクで3カウント。会場は大歓声に包まれた。
試合後、カツヒコは武田のベルトを手に取り「次はこれを俺が巻く」と宣言。リアルAIレスラーが一気にヘビー級戦線のトップに躍り出る衝撃的な勝利となり、武田vsカツヒコの王座戦が現実味を帯びてきた。一方、この大会でDevil's Pitが勢いを取り戻し優位に立った形となった。年末に向けてAIWの勢力図は大きく変動し始めた。